点検はこのように行っています

①保安確認検査をします
保安確認検査とは車両が保安基準に適合しているのか否かを確認します。
例えば、車検証に記載してある車体番号やエンジン型式等の一致性確認、車体の寸法、保安部品の適合性など調べます。
②下回りのスチーム洗浄をします
この作業は省略する事も出来ます。
でも東北地方は冬場の融雪剤や泥、砂等で良い道路状況とは言えませんのでぜひお勧めしたい作業です。1年に一回、もしくは2年に一回ぐらいは見えない所も綺麗にしてあげましょう。そして綺麗になった所で錆び止め塗装をすればなおよろしいですね。
③ロードテスト(試運転)をします
試運転は下回り洗浄後、又はその前に実施いたします。お客様から頂いた情報(不具合箇所)等を確認します。そして車両を走行させて不具合のチェックをします。
なぜこのロードテストが必要なのかというと、同じ車(自分の車)に乗り続けていると、少しずつ進行している不具合には気づきにくいものです。「何かブレーキに違和感があるけど、こんなもんだったかな?」なんて思いながら使用を続けているうちに違和感にも慣れてきて忘れてしまうといったケースです。車両を実際に走行させて始めてわかる不具合もあります。当社では大切な検査だと思っております。
エンジンの状態、ブレーキの効き具合、ハンドルの操作具合、走行中の異音等を吟味して検査します。
④点検をします。
乗用車、又は軽自動車等は24ヶ月点検、貨物自動車は12ヶ月点検と言われる検査です。この検査にはそれぞれ検査項目(点検する箇所)が決まっております。乗用車では約60項目、貨物車では約80項目あります。しかし私共はこれだけでは実際にお車の状態(コンディション)がどの様な状況なのか、お客様へ情報提供させていただくには少ない検査項目だと判断し、オプション検査(別途料金)なる商品を推奨して、さらに多くの検査項目を設定し、より多くの情報提供をさせていただきます。その結果トータル的に判断して今後安心してお車を使用する為に必要な処置(修理)をお客様とご相談しながら修理内容を確認いたします。

⑤見積もり金額をだします。
検査結果がでたら見積もり金額を算出します。この時点ではお勧めする修理内容で金額をだします。しかし私共では修理が必要な順番も決めておりますので、一台の検査で複数の見積もりパターンを出す事が出来ます。ご予算やこれからのお車の使用状況等に応じた修理内容で見積もり金額を出す事が出来ますので、ご相談ください。
⑥整備を開始します。
お客様に修理内容と金額を確認したら整備にかかります。あとは修理内容や部品納期等によって完成日は異なりますが、しばらくお待ちいただきます。
⑦完成 納車